空き家買取のメリット・デメリットとは?買取の流れも解説

2023-08-01

空き家買取のメリット・デメリットとは?買取の流れも解説

この記事のハイライト
●空き家買取のメリットは、早く売れることや取り壊しが不要であること

●空き家買取のデメリットは、売却価格が安くなることや物件によっては買取できないケースもあること

●空き家買取は、査定から売却までおよそ1週間から1か月の短期間で完了する

古い空き家を放置している状態が続くと、事件発生の温床となったり、自治体により特定空家に指定されたりするリスクがあります。
そのため、なかなか売れない空き家を所有している場合は、不動産会社へ買取を依頼することを検討しましょう。
そこで、空き家買取のメリットとデメリットについて、また買取の流れを解説します。
神戸市北区で空き家の売却をご検討中の方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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空き家買取のメリットとは

空き家買取のメリットとは

仲介による売却が難しい空き家でも、不動産会社が直接買い取る「買取」なら売却できる可能性があります。
そこで、ここでは空き家買取のメリットについて解説します。
メリットは以下の3つです。

●早く売却できる
●空き家の取り壊しが不要
●家具付きで引き取ってもらえることもある


それぞれのメリットを解説します。

メリット①早く売却できる

空き家買取の最大のメリットは、早く売却できる点です。
「空き家が古く買取してもらえるか不安」と心配されている方でも、最短で1週間から1か月以内に売却を完了させることができます。
仲介により個人の買主を探す場合は、3~6か月程度かかることが一般的です。
仲介と買取の違いは、売却活動の有無です。
仲介であれば、購入希望者に物件を見てもらう内覧や広告活動などが必要であり、準備や対応などさまざまな手間がかかります。
一方で、買取は買主は不動産会社なので、売却活動も不要です。
そのため、早く売却できるというわけです。

メリット②空き家の取り壊しが不要

買取は、空き家を取り壊すことなくそのままの状態でも売却することができる点もメリットです。
仲介であれば、古い空き家は取り壊して更地にしたほうがスムーズに売れる可能性が高いため、解体費用がかかってしまいます。
一方で、買取は不動産会社が必要に応じて取り壊しするため、費用と手間が不要です。

メリット③家具付きで引き取ってもらえることもある

不動産会社によっては、家具が付いたままで買取をおこなっているところもあります。
仲介の場合は、家具は売主が処分してから売却するのが基本です。
その点、買取は家具を処分する手間や費用も不要なため、メリットと言えるでしょう。

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空き家買取のデメリットとは

空き家買取のデメリットとは

空き家買取はメリットが多いのが特徴ですが、デメリットもあります。
デメリットは以下の2つです。

●売却価格が安くなる
●買取できない物件もある


それぞれのデメリットを解説します。

デメリット①売却価格が安くなる

空き家買取の大きなデメリットは、売却価格が安くなる点です。
一般的に空き家の買取相場は、市場価格の5~8割程度と言われています。
仲介の場合は、売却に時間はかかるものの市場価格に近い金額で取引することが可能です。
つまり、仲介での売却に比べると、3~5割程度安く売却することになります。
たとえば、空き家の市場価格が1,000万円と仮定します。
仲介で売却する場合は、市場価格に近い1,000万円で売却することが可能です。
一方で、買取の場合は500~800万円で買取となることが多いと言えます。
そのため、何を重視するかによって仲介と買取を選択する必要があるでしょう。
期間をかけてでもできるだけ高く売却したいのであれば「仲介」を、とにかく早期に売却したい場合や仲介ではなかなか売れない場合には「買取」がおすすめです。

デメリット②買取できない物件もある

実は、不動産買取ではすべての物件を必ず買い取れるわけではありません。
たとえば、土地価格が著しく低く、なおかつ解体も必要な場合は、買取できないことがあります。
つまり、土地価格(更地)よりも解体費用が高いもしくは同等の場合です。
不動産会社は、買い取った物件は基本的に付加価値を付けて転売します。
土地価格より解体費用が高い場合は、買い取ったあとに取り壊して更地としても、利益を出すことができません。
そのため、解体費用のほうが高い場合に売却するためには、売主負担で解体の必要性が出てきます。
一方で、解体が必要でも土地価格(更地)が高ければ、問題なく買取することは可能です。
このように、買取でもすべての物件が買取できない物件もあることに注意が必要です。
買取できるかどうかは、まずは不動産会社へ査定依頼して相談してみることをおすすめします。
北町総合センターでも、無料で査定をおこなっていますので、買取・仲介の場合でもお気軽にご相談ください。

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空き家買取の流れ

空き家買取の流れ

では、実際に空き家買取はどのような流れでおこなわれるのかを解説します。
買取の流れは以下のとおりです。

●査定依頼
●机上査定・現地査定
●不動産会社と売買契約締結
●引き渡し・決済
●確定申告をおこなう


それぞれ流れに沿ってご説明します。

買取の流れ①査定依頼

まずは、不動産会社へどのくらいでの価格で買取できるか査定依頼をします。
査定依頼は、不動産会社のホームページから依頼、もしくは直接不動産会社へ問い合わせて依頼することができます。
ただ、なかには買取に対応していない不動産会社もあるため、買取に対応しているかどうかを確認する必要があるでしょう。

買取の流れ②机上査定・現地査定

査定を依頼すると、周辺の相場から査定額を算出する「机上査定」と、実際に現地に訪れて空き家の状況を確認する「現地査定」がおこなわれます。
空き家が遠方にあり立ち会いできない場合でも調査することは可能なため、不動産会社へ相談してみましょう。
査定は、3~7日程度で結果が出ます。

買取の流れ③不動産会社と売買契約

査定金額が出たら売主と条件などを打ち合わせし、査定額・売買条件に合意したら不動産会社と売買契約を締結します。
なお、売買契約時には、以下の書類が必要になります。

●登記識別情報(登記済権利証)
●土地測量図、境界確認書
●固定資産税納付通知書
●印鑑証明書・実印
●住民票


登記識別情報は、不動産を取得した際に法務局より交付されている書類です。
土地測量図や境界確認書も、法務局にて取得できます。
固定資産税納付通知書は、毎年4~6月頃に各市区町村から送付されている書類です。
印鑑証明書や住民票は、役所で取得しておきましょう。
なお、このほかにも身分証明書などが必要です。
多くの書類を提出する必要があるため、早めに準備しておくとスムーズに売却を進められるでしょう。

買取の流れ④引き渡し・決済

不動産会社と売買契約を締結したら、決済・引き渡しと進みます。
決済方法は、現金または口座振込でおこないます。
決済後に、司法書士により所有権移転登記をおこない、物件の名義を不動産会社へ変更し売却手続きは終了です。
このように、買取の場合は売却活動がないため、短期間で売却することが可能です。

買取の流れ⑤確定申告をおこなう

空き家を売却して売却益が発生した場合は、確定申告が必要になります。
確定申告は、売却した翌年の2月16日から3月15日の間に管轄の税務署にておこなってください。

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まとめ

空き家がなかなか売れない場合や、すぐに売却したい場合は、不動産会社が買い取る「買取」がおすすめです。
ただし、買取の場合は売却価格が仲介と比べると5~8割程度安くなってしまうため、高く売却したい場合は注意が必要です。
空き家が買取できるか知りたい方、どのくらいの価格になるか知りたい方は、まずは査定依頼をしてみることをおすすめします。
神戸市北区の不動産売却のことなら「北町総合センター」へ。
お客様のご要望に真摯に対応させていただきます。
まずは、お気軽にご相談ください。

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